今年もあと数日で終わります。湘南キャンパスも12月28日に納の会を開いて今年の締め括りをいたしました。私もこの一年間いろいろな会合に出席させて頂きました。そこでは多くの方々にお目にかかりお世話になりました。このブログをお送りしている皆さまは、それらの会合でお会いした方々を中心にしています。

東海大学の会合には、同窓会・後援会・白鴎会・不知火会、それらを束ねる校友会があります。それらには可能な限り出席しようと思っていますが、なかなか思うに任せません。多くのお声がけを頂いているにも拘わらず、未だお邪魔出来ていないところには心よりお詫びを申し上げる次第です。

来年、東海大学の同窓生数は40万人を超え、全国で7位の規模になるとのことです。一年間に様々な同窓会が開催されています。地域別・学部学科別・クラブ別・業種別などですが、合わせると90回を超える回数になります。その中の20回ほどの数ですが、出席させて頂き、大学の現状をお伝えしたり、卒業生の皆さまのご活躍の様子を伺ったりしています。

その一端をご紹介しますと、長野支部同窓会では若い卒業生の提案に助成をして、同窓会活動の活性化を図っています。また、工学部動力機械工学科の同窓会である機友会では現役学生との交流の機会を設けたりしています。賑やかな会としては不動産建設望星会があります。この会を通じて不動産物件の取引などが行われているのも素晴らしいことと思います。東海大学は社長の数でも全国8位と上位ですが、その経営者の集う欅の会や、初等中等教育機関の教員で構成された無限の会も息の長い活動を続けておられます。

各地を回りますと、東海大学の出身で自治体の首長になられた方や、議員を務められている方々にもお会いいたします。そこで今年の11月に全国町村会長を務めておられる熊本県嘉島町の荒木泰臣町長(1968年度文学部卒)に発起人になって頂き、一堂に会する機会を設けました。今後は会に名前を付けて恒常的に会合を設けて行きたいと思っています。

保護者と大学を結ぶ後援会も東海大学として長年続けてきた、大変重要な活動です。今年は山形・千葉の近況報告会と、地区後援会は京都・鳥取・島根・熊本・埼玉・神奈川・東京・高知と回りました。各地区の役員の皆さんが献身的に運営にあたっておられる姿には只々頭が下がります。保護者の皆さまからのご質問などにお答えし、ご要望をお聞きする貴重な機会です。間接的ではありますが、富山のお母さまから、入学式での私の式辞が英語であったことから、息子さんが英語の必要性に目覚め、自発的に英語の勉強を始めたことを聞き、うれしくなりました。

最後に白鴎会・不知火会のことにも触れさせて頂きたいと思います。同窓会や父母会などはどの大学にも形は違えても存在しているものと思いますが、この会は、私の知る限り東海大学のみであると思います。ご存知の方もおられるとは思いますが、お子さんの卒業に合わせて後援会を卒業した方々の集まりです。その熱気たるやすごいものがございます。今年は近畿ブロックと関東甲信越静岡ブロックの総会に出席して参りました。来年も可能な限り参加させて頂きたいと願っております。

今年お目にかかった皆さまに重ねてお礼を申し上げると共に、来年の更なるご交誼をお願い申し上げたいと存じます。皆さま良い年をお迎え下さい。

神奈川県後援会総会時に実施した、JAXAとの共同研究で月に巨大な空洞の存在を発見した大学院生の郭哲也さんとの対談の様子